鑑賞会「トッケビ -鬼ヶ島と呼ばれた島-」(人形劇団むすび座)
- iwakioyakogekijyo
- 2022年7月9日
- 読了時間: 3分
更新日:2022年11月20日
4月24日の予定から延期になり、待ちに待っていた例会の演劇公演。
いわきアリオス5階大リハーサル室で、人形劇団むすび座さんの「トッケビ -鬼ヶ島と呼ばれた島-」を鑑賞しました。
"鬼ヶ島"の文字から連想されるとおり、昔ばなし「桃太郎」がベースになっています。

昔々のことだから、あったかなかったかわからないが、
なかったこともあったことにして聞いてくれ。
昔々、「この島」にはトッケビが住んでいた。
トッケビは姿の見えない、島に吹く風のような存在だ。
おばあさんも島民たちも、トッケビと一緒に穏やかな島の生活を送っていた。
だがある時、海の向こうから桃の旗印を掲げた、かの有名なご一行が
この島めがけてやって来た。その者達は、この島を「鬼ヶ島」と呼んだ…
鹿児島の中高生の想いが生んだのは姿かたちを観る人にゆだねる『人形劇の新境地』
鬼のいない鬼ヶ島で繰り広げられるもう一つの桃太郎伝説。

開演前、ステージ上手(舞台の向かって右)には、イヌ・サル・キジ。
そして帆には桃のイラストが。
開演前の会場は自由な感じ。
開演挨拶のリハーサルを行う子や、次回(8/27)に行う「夏まつり」のチラシに目を通す人も。
開演前の注意事項の説明と挨拶は、おやこ劇場会員の親子で行いました。
名も知らないどこかの島、目に見えないトッケビの存在を感じ、姿を追うところから物語ははじまりました。

人形劇ですが、人形だけでなく人形を操作する役者さん自身も出演します。
イヌ・サル・キジ それぞれがしゃべりまくり、動き回る。
島のおばあさんも とってもキュート。
とても魅力的なキャラクターたち。
先の読めないストーリーに、子どもも大人も引き込まれ、あっという間の時間でした。
終演後は、むすび座のみなさんへ特製のレイといわきのお土産をプレゼント。
観劇後は感想を書きました。どの感想も熱い想いにあふれていました。
舞台に残されたおばあちゃん・イヌの人形は、一緒に写真撮影することもできました。
”すごく生きているみたいですごかったです。また見たいです。"
"心があったかくなりました(キジのきびきびさに笑いました)"
"人形に魂がこめられて本当に生きているかのように感じました。どんどん引き込まれてしまい、感動しました。"
…と人形の動きに驚いたり、
"「ずっと続くことの大切さ」を思いました。"
"展開がハラハラしてどうなるのかなってみていました。おばあさんかわいかったです。"
"頭で理解しようとすると難しい。"
"子どもが泣いて感動している姿に、見せて良かったと思いました。"
大人も子どももそれぞれに楽しめる・感動できる・考えさせられる内容の劇でした。
"久しぶりの観劇に大感激でした!! リアル最高~"
"久しぶりの例会。やっぱり最高。むすび座すてき。たくさん笑って、ジーンときて、ずっと、かかわれてきた幸せ。"
コロナ禍で思うように例会を開催できなかったからこその感想もありました。
今年は催しがいっぱい。これからも楽しみです。

むすび座さん、すてきな公演ありがとうございました。
またいわきにいらしてください!
きじの姿に、いろいろな顔がオーバーラップしたり、島の少年やさるの弱さにワタシハドウスル❓と反省したり………物語の世界の中でいっぱい感じていっぱい考えた‼️
と………目の前には寝ころぶ子、わんこのぬいぐるみを抱きしめる子、前のめりで見つめる子、パパとくっつく子‼️
あぁ…劇場の子どもたち、あんなに小さな子までちゃんとこの世界にひたってる‼️
そんな時間と場をともに過ごすことができるから、おやこ劇場は素晴らしいです。
むすび座さんからはもちろん、劇場のみんなからもステキな贈り物をもらったよ。ありがとう❣️