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鑑賞会「砂影じじいの昔話」(ホケキョ影絵芝居)

9月10日、いわきアリオス 5階の大リハーサル室で、ホケキョ影絵芝居による2本の影絵芝居、「砂影じじいの昔話」を鑑賞しました。


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独自の影絵を追求する「ホケキョ影絵芝居」は、人形遣い・晴琉屋フン(はれるや ふん)がインドネシアに7年半滞在して学んだ伝統の影絵芝居「wayang kunit」(ワヤン・クリ:インドネシアのジャワ島やバリ島で行われる人形を用いた伝統的な影絵芝居)を下地に、登場するすべての人形を一人で操り、七色の声色で展開する影絵芝居です。


晴琉屋フンは人形の様々な手法に挑戦し、また公演方法も様々。大道芸でヨーロッパの国々をまわり、帰国後は全国各地で公演を行っています。

サラサラ、パラパラ…ゆっくり積もってさっと消え ガハハと笑って心にしみるオリジナルの人形・ストーリーは、よく「ホケキョ・ワールド」と称されています。

(Website http://hokekyo.c.ooco.jp

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影絵で紡がれる ひとつめのおはなしは『毛虫の旅』。

ある朝、蝶のお母さんが言いました。

「かわいい毛虫はたびに出なければなりません。」「げげーー!」

そこで毛虫は、高らかに歌を歌いながら、旅立ったのであります!💪

"子供と一緒に見ていて引き込まれました。毛虫がかわいかったです"

"こういう劇を初めてみたのですごいと思いました。また見たいです"

"砂は黒と白だけど、まわりの情景もわかるような気がした"

"大雨に耐えた毛虫がすごかった"

"アフリカの砂だけできれいに表現できるのがすごい"

"音楽が頭に残っています。異国の感じ、いいですね"


ガラスの板の上に撒いた砂をつかって絵を描き、話が展開されていきます。その砂絵を上からビデオで撮り、プロジェクタに繋いでスクリーンに映すのが、ホケキョ影絵芝居の砂絵の芝居です。

砂の絵はじわじわとできたり、あっさりできたりしますが、消えるのはあっという間。

ごく短い時間に砂で描く絵なので、成り行きまかせ、砂まかせ。

そして、そのテキトー感と語りの飄々加減が いい組み合わせ😊





2つめのおはなしは『いいじいさんの話』。

あるところに、いいじいさんともっといいじいさんが二人で仲良く暮らしておりました。

ある時、いいじいさんが言いました。「実は昔、好きだった女がいてよ」。


じいさんには思いがけない結末が…。


見る人によって、いろいろな感想が出てきます。


"砂がいろいろと変化していく「ワザ」、すごいなあ"

"いいじいさんの話の最後、こわかった(;_;)"

"いいじいさんの話のラストが一番面白かった"

"砂絵がすばらしく、お話も楽しかったです。エンディングが最高でした"



"けむしとチョウの話がとてもおもしろかったです。いいじいさんの終わり方が違かったので面白かった"

"色々、なんだろう?って思いながら見て、あっ!と気づくと面白かったです"

"ゆるーい話芸と砂絵のすばらしさ…またみたい"

"唯一無二の芸。すばらしい"

"笑いのツボを刺激しまくり! 人形買いました(笑)"

"砂絵がすごかったです。初めて生で見ることができ、とても感動しました。こども達に見せることができ、うれしかったです"



終演後、すてきなお芝居を上演してくださった晴琉屋フンさんへ、子どもたちからプレゼント。

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使われていた道具を見せてもらいましたが、見慣れない いろいろなものが並べられていました。

これは、あのときに使われていたものかな?


なかなか見ることのできない砂絵の世界。

ホケキョ影絵芝居さん ありがとうございました。また思いもよらない物語、あっとおどろくお芝居を見せてください!

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